省エネで合格した[2つの作戦]*受験生の親がすべきこと
お子さんが部活をしていたり、通学で時間がかかって勉強する時間がそんなに取れない・・・と心配な親御さん向けにお話しします。
うちの子供たちは、部活大好き、朝練あり、土日も練習か試合、
元旦はチームメイトと必勝祈願。その後、楽しいランチ♪
部活を休むのは怪我や風邪のときだけ。
365日ほぼ部活中心の生活。
やっと勉強を始めたと思ったら、
「うー、腰が痛い、練習で無理をし過ぎたなあ」と1時間も持たない。
こんなへっぽこ息子を合格させるには「子供の負担」を減らすしかない。
と考えた私と妻は、2つの作戦を立てました。
作戦その1.一番行きたい大学を子供に宣言させて、一校集中!
私は息子たちに聞いてみた。「おまえたち行きたい大学はあるのか?」
二人とも無言。
「なーんだ、どこでもいいのか?今の成績なんか関係ないからホントに行きたいところを言ってみな。
東大か?ハーバードか?マサーちゅうセッチュ工科大学か?」・・
と、でかく出た私。
さらに「本気で目指せば必ず受かる!お前たちが真剣なら俺も母ちゃんも全力でバックアップするぞ!」
と、アントニオ猪木さん風の少々、強気な発言。
長男「オレは法政に行きたい!」
私「なんで?」
長男「大学行ってからも部活を続けたい。東京六大学対抗戦を観て、強い法政に憧れているから」
私「よっしゃー、わかった!」
次男「オレはわかんない・・」
私「なぜ?」
次男「学校の先生が、君のレベルで行ける大学はここらへんかなあ~。と言っていた学校にあんまり興味がないんだ」
私「どうした?通知表にひとつ1があったくらいで弱気になったか?
俺も高1の時に赤い色をいただいたぞ。カラフルな通知表でいいじゃないか
1と2の数じゃ、おまえに負けないぞ。」と元祖へっぽこをアピール。
こっちから仕掛けないと、自分から喋らない次男なので質問攻撃!
「日本の最高峰、東大に行くか?」
次男「つまらなそう。マジメ君が多いから嫌だね」
私「そんなことないと思うんだけどなあ、、じゃあ京大はどうだ?」
次男「国立は地味なイメージなので興味がない。5教科7科目も勉強する気もないし。
それに、1時間勉強すると腰が痛くなるんだよ、部活の怪我が治らない・・」
私「そっか。じゃあ、整体院へ行け。
私立ならどこだ?早稲田、慶応、マーチ、関関同立あたりに行きたいのか?」
次男「もし、入れるのだったら慶応に行きたい!」
私「よっしゃー、わかった!」
作戦その2.親と子の役割分担を決める
志望校が決定した時点で、次のことを直ちに実行しました。
1.親は「1日、たとえ1時間でもいいから子供が集中して勉強できる環境づくり」をする。
2.親は受験校のあらゆる情報をネットや書籍から収集して要点だけ子供に伝える。
3.子供は勉強することだけに集中する。
このように、親と子の役割を決めて、家族一丸となって、チームで受験に挑みました。
チーム結成後、私と妻は自分の時間を子供の受験対策に費やしました。
へっぽこ1号、2号は、短い時間ですが、勉強。ど集中。
E判定?そんなものはコンピューターが出したものだから、どうってことないじょ。
合格発表の日まで、「無理」、「落ちる」、「諦める」という言葉は禁句にしようと思いました。
あたたのお子さんの名前が、「ひろし」だったら、今すぐ「チームひろし」を結成したらいかがでしょうか
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