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受験生の子供を不合格に導いてしまう「親の言葉」

次のような言葉を発する親がいます。

「私の子供なんだから受かるわけないじゃん」

「私たちの子供が優秀なんてありえない」

あなたの回りにもこのように子供と自分を否定する親がいると思います。

今日、車を運転中ラジオを聞いていました。

私は運転中、ほとんどブラームスのCDを聴いています。

えー!?いまどきCDですと??という突っ込みはご勘弁いただいて・・。

ラジオパーソナリティのお子さんの中間試験の結果が悪かったので昨日、「テレビばっかり見ていないで少しは勉強しろ!」と子供を叱ったそうです。

「でもね、本当のところ私たちの子供が勉強出来るなんてありえないと思うんですよ。親が親だから」とラジオで言っていました。

もちろん、謙遜かもしれません。

教育パパと思われるのが恥ずかしいからかもしれません。

この言葉を耳にした時、2人の知り合いが頭に浮かびました。

2人とも、子供が受験生だったとき、全く同じようなことを言っていたのです。

この親から生まれた子供が第一志望校に受かるわけないよ
「記念受験だよ。落ちるのは解っているけど、あきらめがつくように受験するのさ」

お子さんたちは親の発した言葉通り、記念受験となりました。

私がもし、2人の親の子どもだったら・・

「どうせ出来るわけない」という(地獄のささやき)が頭のどこかにくっついていて、親の希望通り「出来ない親」の「出来ない子供」に導かれていたかもしれません。

まさに子供を地獄に突き落とす言葉です。

親がどんなに勉強をしてこなかったとしても、

思い通りの人生を歩んでこなかったとしても、

子供には関係ありません。

子供に親と同じ思いをさせて運命共同体とするのはどうでしょうか。

えっ?そんな小っちゃいこと関係ないよですって?

子供に言っているわけじゃないから問題ないよですって?

私はそうは思いません。

「子供が不合格だったときの言い訳」という保険をかけて親自身が傷つかないようにしていませんか?

 

親がなにげなく発する一言。

その瞬間から良くも悪くも子供の未来を大きく変えてしまう気がします。

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Comment

  1. 松田 より:

    はじめまして。
    高校2年の娘の母です。大学受験は来年ですが、理系のくせに理系科目が苦手。
    私も娘のために共に頑張りたいという一心であれこれ情報を入手しているのですが、過干渉をしない方がよいとか、子供の自主性に任せて…という言葉にくじけそうでした。
    こちらのブログにお邪魔して、勇気がわいております。
    またくじけそうになったらお邪魔させてください。

    • サイト管理人です。 より:

      コメント戴きましてありがとうございます。
      返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
      子供が受験生だった時、私も息子たちのために何かできることはないかと思い、ネットで情報収集しました。
      でも、「親はおいしい食事を用意しておけばいい」とか「子供に過干渉すべきでない」という内容や、「お子さんの自慢話」などのブログばかりでした。
      本当のところ、子供のことが可愛ければ全力で応援したい!と思っている親が多いのではないでしょうか。
      子供に嫌われたくないから干渉しない親も多い気がします。
      うちは思い切り子供に干渉しました(笑)
      過干渉した結果、今、息子たちは希望の仕事に就いて毎日バリバリ頑張っています。
      親自身のエゴやプライドのための干渉ではなく、子供のための干渉だったら子供も納得してやる気になると思います。
      こんなブログでお役に立てるようでしたら、是非また、お立ち寄りください。

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